フリーランスだからこそ社会保険は大切

Posted on 5月 16th, 2015 | post in |No comment

個人で事業をするようになると、会社員向けの社会保険の手厚いサポートはなくなります。病気で休業をしても傷病手当金はなく、事業がうまくいかず転職しても基本手当はありません。

しかし、フリーランスだからこそ使える社会保険の制度もあり、特に国民年金には第一号被保険者独自の制度が多いです。
その一つに付加年金があります。
付加年金は毎月400円の掛金を掛け、老後に200円に掛金を掛けた月数分を乗じた金額を加算してもらえる制度です。厚生年金がない分これで年金を増やすという方法があるのです。

また、フリーランスの場合、国民年金の支払いについては所得が少なければ免除を受けることもできます。
全額、4分の3、半額、4分の1の四段階になっていますが、これを知らずに未納になってしまうと将来老後の年金受給ができなくなったり、障害年金や遺族年金が出なかったりするケースがありますので、支払えない場合は役所で免除の手続きをすることが大事です。

個人事業主が困る状況に合わせて制度も用意されている可能性が高いため、これらの公的制度をしっかり理解して活用することが大事です。
健康に関する備えとしては国保になりますが、サポート内容は傷病手当金を除き健保とほぼ同じになっていますので、あまり心配はいりません。
しかし、売上高を伸ばして事業利益を得ていくことに関しては、誰もサポートをしてくれません。
ここだけは自分でなんとかする必要があります。

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